【海外で働く】経理が海外勤務しやすいこれだけの理由✅

「いつか海外で働きたい」

この思いを持ちながら仕事をしている人は多いと思います。管理人もそうでした。

「日本とは異なる文化の中で働いてみたい」、「厳しい環境に飛び込んで成長したい」というような思いが共通していると思います。

タイトルの通り、経理は海外に行きやすい職種だと思います。海外行ってみたいけど、実際行けるの?という点について考えていきます。

経理が海外で働きやすい理由をまとめました。

  1. 日本の会計知識や経理スキルは海外でも通用する
  2. 最低限の英語ができれば、英語でのコミュニケーションは他のスキルで十分補完できる
  3. 海外での日本人ビジネスパーソンの需要は実はそこそこある(特に東南アジア)
  4. 海外での事業立ち上げで必要とされる
  5. 本社へのレポーティングでは日本語がしゃべれる経理が主役

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目次

日本の会計知識や経理スキルは海外でも通用する

会計基準はコンバージェンスが進んでおり、日本と海外でそこまで大きな差異はなくなってきています。このため、日本で経理業務を経験していれば、会社を運営するうえでの会計の知識は海外に行ってもそのまま通用します。

のれんの償却や棚卸資産の評価などは国によって異なるかもしれませんが、大勢には影響はありません。

会計のプロセス自体は、システムの違いはあれどそこまで違いが出るものではありません。なぜならば、複式簿記をベースとして、売上/費用、資産/負債の情報を集め記帳し報告するプロセスはどの国も同じだからです。

欲をいえばUSCPAの勉強をしていれば万国共通の会計用語を勉強することができおすすめですが、あれば尚可のレベルで、英語の会計用語は都度調べてもなんとかなります。

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最低限の英語ができれば、コミュニケーションは他のスキルで十分補完できる

海外でのコミュニケーションは基本的に英語になると思います。通訳が付く会社もありますが、他人にコミュニケーションをゆだねていては信頼関係も生まれないので、できれば英語で会話しましょう。

英語はつなたくても仕事はできます。最低限、

  • メールの受け答えはしっかりできること
  • チームとしての議論では引っ込み事案にならずつたなくてもよいので発言すること

をこころがければ、その他のスキルでチームからの信頼も得られますし、仕事は回ります。

その他のスキルとしては、エクセルが最強にできる・マクロ組めるとか、英語わからないけど会計知識知っているとか、オンオフでチームメンバーと会話し人間関係構築できるとか、が考えられます。

海外でのビジネスパーソンの需要はそこそこある(特に東南アジア)

日本企業が構築してきた海外でのサプライチェーン、事業体制により、日本人ビジネスパーソンが現地で活躍できる領域は多くあります。

特に成長性のたかい東南アジアでは日本人の需要は高いです。

安定して求人があるのはシンガポール、タイ、マレーシアですが、近年インドネシアとベトナムの成長速度が群を抜いて高く、求人も増えています。特にベトナムについては文化的にも日本人が住みやすいので海外での勤務を考えている人にはおすすめです。

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海外での事業立ち上げで必要とされる

日本企業が海外で事業を立ち上げるときにまっさきに派遣されるのは、事業責任者(現地法人のマネジメント)、経理(管理制度構築、本社へのレポーティング整備など)、人事(採用、人事制度構築)の三人です。

事業責任者が現地にいるのは当然ですね。人事は現地メンバーを雇用するときに必要になります。

経理については、会社を運営するために必要な、制度会計・管理会計、レポーティングラインの整備、業務プロセスの整備などを行います。海外現地法人では事業責任者がCFOを兼ねているようなケースがありますが、マネジメント支援のためには経理担当者はやはり日本から派遣した方がよいでしょう。

本社のレポーティングでは日本人が主役

日系現地法人では、現地スタッフがいかに会計知識・経理スキルに優れていても、最終的に日本本社にレポーティングする際には日本人が担当するケースが多いです。

本社での社内政治を知っていたりや日本語同士のコミュニケーションができるので、本社側も現地法人の日本人とコミュニケーションをとりたがる傾向があります。現地スタッフが蚊帳の外に置かれているような気持にならないよう、モチベーションのコントロールはしっかりやる必要があります。

結論:経理をやっているなら海外勤務はしやすい

ここまで考えてきたことをまとめると、

  • 日本での経理経験があれば、海外でも十分活躍できる
  • 日本人に対する需要もある

のようになると思います。一点目の日本での業務経験を活かして活躍できるのが一番大きいです。

いつかは海外で働いてみたいと思っている方がいれば、ぜひチャレンジしてみることをおすすめします。

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