戦略コンサルが教えるだれでもできる賢いコストマネジメント方法✅

起業家は夢を実現するための第一歩であり、経営は夢を実現するための日々の活動です

ブログ管理人がスタートアップ支援の中で頭に残っている「売上は夢、利益は執念」という言葉があります

この言葉は、売上と利益はまったく別のものということを的確に表現しています

この記事では、「売上は自分のやりたいことができたら後からついてくるものであり、利益は経営者として創出しなければいけないもの」ということをまとめつつ、利益を出すにはどのようにコストマネジメントをすればよいのかを考察します

スタートアップの経営論

売上についての考え方

スタートアップに限らず、企業の売上とは、

「自分たちの活動が社会に認められたことを証明する対価=夢が形になったもの」

とかなり前向きな文脈で定義できます。

利益がまだ出ていないスタートアップに人材が集まるのは、スタートアップの夢にみんなが共感して一緒にビジネスを大きくしていきたい(売上を増やしていきたい)、と思うからです。

利益についての考え方

一方で、利益については夢を追うだけでは実現はできません。経営者目線の利益はこのように表現できます。

会社に関わっているすべての人たちにリターンを分配するために創出すべきもの

経営者として、利益を創出して会社関係者にサステナブルな形でリターンを分配するにはどうすればよいでしょうか?

売上についてはそれぞれの会社で独自性が高く、こうすればうまくいく、という標準的なものがあてはまりにくいですが、コストマネジメントについてはある程度一般的な考えが適用できます

「成し遂げたい」という執念さえあれば、どうにか成果を出せるものでもあります。

コストマネジメントの知識があれば、利益は執念で創出できる

突きつめて言えばこのようになります。この記事では起業後のコストマネジメントについて、どこに執念を発揮すればよいのか、深堀りして考えてみます

コストマネジメントってどうするの?

方法論を考えるためには、まずは対象の構成要素を分解する必要があります。コストマネジメントを分解するとこのようになります。

STEP
コストをカテゴリー分けする(分類する)

コストを変動費(売上連動するもの)と固定費(一定のもの)に分類します

STEP
どのコストを効率化できるかを特定する

変動費は売上を実現するために必要なコストです。効率化するのであればまずは固定費を効率化するべきです

STEP
特定したコストについては執念を発揮して効率化する

スタートアップで最も大きい固定費は人件費か賃料です。まずはこれらのコストを効率化することを検討します

Step1:コストをカテゴリー分けする

コストは変動費と固定費に分けられます。変動費を言い換えるとこのようになります。

変動費=売上(アウトプット)を上げるために連動して必要なコスト(インプット)

一方で、固定費はこのように定義できます。

固定費=売上に関係なく発生するコスト

Step2:どのコストを効率化できるか考える

変動費/固定費のうち、コスト効率化をしやすいのは固定費になります。売上と直接ひもづいていないので、コスト効率化をしても事業成長への影響を少なくできるからです

コストマネジメントの対象となるような固定費は以下のとおりです。

  • 人件費
  • オフィスの賃料
  • 光熱費

Step3:執念を発揮してコスト効率化

人件費

会社は人が資本であり、起業後経営が軌道に乗っていくためには人の問題はアンタッチャブルに見えます。

しかしながら、コスト効率化の観点からは、誰がやってもアウトプットがあまり変わらない仕事については積極的にアウトソースしていくべきです。たとえばこのような仕事が該当します。

  • 経理
  • 総務
  • 人事(特に給与計算など)
  • リサーチ業務

人件費の効率化方法

人件費については、必要なときだけ必要な仕事を頼めるような外注先を使うのが効率的です。

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オフィス賃料・光熱費

起業した時にもっとも悩むのがこのコストになります。

  • 登記で外から見えてしまうので、場所についてはいいところにしたい
  • ただ、リモートでも仕事できるので光熱費とかあまり払いたくない

いい場所にオフィスを構えれば上記は解決できますが、一方でコストがかかるというトレードオフの関係にあります。

売上は夢を追う一方で、コストに関しては現実的な視点を持つというのが必要な考え方です。

資金面で余裕が出るまではレンタルオフィス・バーチャルオフィスでコスト効率化を高める、というのが現実的なオプションになります。

オフィス賃料・光熱費の効率化方法

事業が軌道に乗るまでは、オフィスでの勤務にこだわることなく、住所貸しサービスを利用するのが効率的です。

バーチャルオフィス自体サービスには差異はないので、価格で選ぶのが現実的です。このような中でバーチャルオフィス運営会社がどのように価値を訴求しようとしているか?を下記の記事でまとめています。こちらも参考にバーチャルオフィスを選ぶことをおすすめしています。

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